妊娠初期に薬を飲むと、赤ちゃんに悪影響がでるのはホント?

妊娠初期に薬を飲むと、赤ちゃんに悪影響がでるのはホント?

妊娠に気づかずに薬を飲んでしまったという話を耳にすることがあります。

 

妊娠初期に薬を飲むと、赤ちゃんに悪影響を及ぼし、障害を引き起こすのではないかと心配する方はたくさんいます。妊娠初期は、最も胎児が薬の影響を受け、催奇形性(赤ちゃんの奇形)を引き起こしやすい時期と言われていますが、実際、赤ちゃんへの影響はあるのでしょうか。

 

結論から言うと、市販薬を飲んでも、赤ちゃんへの影響はほとんどありません。風邪薬や胃腸薬、目薬や湿布など、妊娠初期に使用しても、何も影響を受けない確率が99,9%です。
では、なぜ、薬が安全なのに控えた方が良いのでしょうか。それは、ほんの少しは、障害になるリスクを引き上げるからです。

 

妊娠では、いくら条件の良い環境や体の状態であっても、常に3%の確率で障害を引き起こす可能性が潜んでいます。これは、自然リスクと言われるもので、避けては通れないものです。妊娠に影響があると言われる薬は、この自然リスクより、ほんの数パーセント、リスクを高めてしまうという意味です。逆に言えば、95%ほどの妊婦は妊娠に影響のある薬を飲んでも、心配いらないということです。

 

基本的に、市販薬は、そこまで強い薬を用いていないので、安全であるようです。また、薬を飲んでも、その体の部位に働きかけるだけであって、胎児まで影響を及ぼすことはないようです。

 

しかし、薬が安全だとは言え、少しはリスクを高めてしまうので、胎児のために使わないことに越したことはありません。どうしても使いたいという方は、主治医に相談して、妊婦に優しい漢方薬を処方してもらいましょう。

 

市販の薬を飲んでしまっても、ほとんど心配がいらないことが分かったら、もうくよくよと後悔するのは止めましょう。かえって、それがストレスになってしまい、胎児に悪い影響を与えてしまいます。薬にばかり気を取られずに、タバコやお酒は絶対に止める、栄養のバランスを考え、しっかりと食べるなど、他の事にも気を配りながら過ごしましょう。